GMOどこでもLANのしくみ

GMOどこでもLANは、セキュアなプライベートネットワークを構築するため、現在利用しているIPとは別に各クライアントPCに独自のIPアドレスを割り当てます。各クライアントPCがグローバルIPアドレスを持っている必要はありません。

GMOどこでもLANのシステムフロー

独自のIPアドレスを割り当てられたクライアントPCは、有線LANにおけるHUB(ハブ)のような役割を果たす『リンクサーバー』を経由して、別のクライアントPCと接続します。その際、リンクサーバーと各クライアントPCは、一般的なVPNで利用する『トンネリング技術』によって接続されています。

*1 リンクサーバー
VPNサービスを提供するためのサーバー。実際のLANにおけるHUBのような役割を果たす。1つのHUBに複数のクライアントを接続させることが可能
*2 コントロールパネル
当サイトの「コントロールパネル」。ユーザーIDの割り振りや各種登録情報の変更などができ、グループ(HUB)の管理者のみ操作できる

GMOどこでもLANの「できる」と「できない」

GMOどこでもLANの「できる」と「できない」

GMOどこでもLANの接続はクライアントツールがインストールされたPC間で独自の接続を行います。従って、インストールされたPCを経由して別なLANに接続するという利用はできません。

GMOどこでもLANの機能詳細

インストール ActiveX Webインストーラーでホームページ上から自動インストール。
接続設定 ログインIDとパスワードの入力のみで、即座に接続可能。
HUB管理・保守 GMOどこでもLANで管理・保守をするので、ネットワーク管理者が不要。
ユーザー管理 コントロールパネルで自由にユーザーの追加・変更・削除が可能。
オートアップデート 最新版が存在する場合、接続ソフトウェアに内蔵されたオートアップデータにより簡単にアップデート可能。
アカウント制御 利用するアカウントの有効/停止をコントロールパネルから制御することが可能。
トンネリング Ethernet over TCP/IP(Layer2)
通信路の暗号化 128bitSSLで暗号化。
IPアドレス Class A Private IPアドレス(10.xx.xx.xxx)
ブロードキャスト対応 ネットワークセグメント内の全ホストに対してパケットを送信する機能が利用可能。Windowsのファイル共有などでホスト一覧を取得する際に使用。
マルチキャスト対応 ネットワークの特定のグループに参加しているホストにパケットを送信する機能が利用可能。同報配信により、経路上のネットワークの負荷軽減、帯域の効率的利用が望める。動画や音声を同報配信する場合に使用される。
アクセス制御 ユーザー認証時に、接続を許可するもしくは禁止するIPアドレスを登録することが可能。

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